医療・福祉施設リフォーム

■多床室のカーテンの問題点と改善点

○問題点
視線を遮るため、薄いカーテンで仕切られただけの、安心感の得られない狭いスペースとなっている。
業務効率や居室での事故リスク軽減はもちろん、排泄介助や更衣介助時にも開放されたままとなっていることがある。

○改善点
無垢材の建具で間仕切りし、特養多床室のプライバシー保護のための改修工事を行い整備。
この工事を行うことで、国から補助金を受けられます。

■補助を受けるポイント

○対象事業
特別養護老人ホームの多床室について、居住環境の質を向上させるために、プライバシー保護のための改修を行う費用を支援。
(特養多床室のプライバシー保護のための改修等による介護サービスの改善)
・特別養護老人ホームにおける多床室のプライバシー保護のための改修に対する支援
・特別養護老人ホーム等のユニット化改修に対する支援
・介護療養型医療施設等を老人保健施設等への転換整備に対する支援

○留意事項
個人の居住空間を明らかにして、他の入所者からの視線を遮断することを前提。
隣接する空間との境界に間仕切り、壁、扉等を設置すること。
よって家具やカーテンを購入し、間仕切りとして代用することは認められません。

■改修のポイント

○しっかりとした間仕切りを設置
木製のしっかりした間仕切りを設置し、個々のプライベートスペースを確保いたします。
また、間仕切りは床面、及び天井付近を空けることにより、空調や電灯を阻害せず十分に利用可能になります。

○LEDダウンライトを設置
個々のスペースにLEDのダウンライトを設置することで、電気代の削減を実現すると共にスペースの明るさを確保いたします

○空調にファンを設置
空調の拡張は費用は増えるため、空気の循環を良くするハイブリッドファンを設置し、プライベートスペースを快適にいたします。
ハイブリッドファンは空調の風の力で回るため、電気代などコストがかかりません。

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